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目次
対策の前に
学科試験が終わったら実技試験までに約1か月半の時間があります。
学科試験は学科試験対策の記事をご覧頂いていれば確実に試験の手応えを感じているはず!
学科試験の記事はこちら↓↓↓
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【学科対策】第二種電気工事士勉強方法【保存版】
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この1か月半の間は合否の判定が出ていなくても合格を信じ実技試験の練習をスタートしましょう。
1か月半もあれば時間は十分にあります。
課題は全部で13問。実技の合格率は約70%です。
自信をもって臨み、全てできるように準備していきましょう。
↓↓↓実技試験準備編はこちら↓↓↓
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【実技試験準備】第二種電気工事士勉強方法【保存版】
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実技試験について
実技試験はその名の通り試験会場で実際に配線作業を行う試験。
試験時間は40分の中で課題を欠陥等なく完成させることが合格条件となります。
課題は全部で13問あり、事前に候補問題が公開されています。
毎年その中から1問ランダムで出る為、どの課題が出題されてもいいように全ての課題を練習する必要があります。
試験課題の種類
全13問の事前公開課題
- EM-EEF 2.0mmの配線を使った課題
- パイロットランプ常時点灯の課題
- 端子台(タイムスイッチ)を使った課題
- 単相100V三相200V回路の課題
- 単相100V三相200V回路の課題(接地端子付き20Aコンセント使用)
- 3路スイッチと露出型コンセントを使った課題
- 3路スイッチ、4ロスイッチ、アウトレットボックス使った課題
- VVRを使いリモコンリレー(端子台)とアウトレットボックスを使った課題
- 接地極付き接地端子付きコンセント使った課題
- ブレーカーを使いパイロットランプが同時点灯する課題
- アウトレットボックスにねじなし電線管を接続する課題
- アウトレットボックスにPF管を接続する課題
- VVR、タイムスイッチ(端子台)を使った課題
一見すごく大変そうに思いますが、コツさえ覚えてしまえばどの問題も同じ要領で施工することが出来ますのでご安心ください。
繰り返し実践することが重要です。
練習ペース
私は学科試験に合格してから毎日1問課題をこなしました。
約1か月半ほど期間があるので私は2回通りも練習することが出来ました。
はじめは1時間以上掛かっていた課題ですが一通りやれば30分ほどで完成させることが出来るので練習あるのみです。
【実技試験対策①】複線図
実技試験を行うえでまず覚えなければいけない事は複線図です。
複線図が書けなければ試験には合格できません。
その為に1番初めに覚えることは複線図です。
ここでも学科試験同様、ホーザン株式会社の複線図の動画を見て学習しましょう。
複線図の学習ページはこちら
実技試験の複線図は、学科試験の複線図ほど複雑ではないためご安心ください。
複線図の時間配分
複線図がいくら重要と言えど複線図にあまり時間を割いてしまうとメインとなる配線の施工が終わらなくなってしまします。
私が推奨する時間配分は複線図は5分で書き上げましょう。
5分で書くためには
ポイント
- 丁寧に書く必要はなく自分が理解できればいい
- 重要なポイントは必ず書く
- 見やすく大きく
複線図は採点の対象となりませんので、雑に書いても丁寧に書いても加点、減点は一切されません。
その為、自分が分かればいいのです。
ただ、うっかりミスをなくすために重要なポイントは必ず記載しておきましょう。
重要なポイントとは、配線色、リングスリーブのマークなどです。
実技課題を毎日1問こなすとして、次の日の課題の複線図も予習しておくと効率がいいでしょう。
【実技試験対策②】配線施工
メインとなる配線施工の対策です。
課題は全部で13問ありますので全てできるように対策しておきましょう。
それぞれ課題のポイントがありますので、施工不良、時間切れにならないように対策が必要となります。
対策としては、配線施工も基本的にホーザン株式会社の動画を見ることによりポイント抑えて学習することが出来ます。
学習ページはこちら
①工具
配線施工を自宅等で練習する場合は工具、配線材料などが必要となります。
工具はこちら
既にご自分の工具をお持ちの方は、問題ないかと思いますが、
私はホーザン株式会社が販売している工具セットを購入し試験に臨みました。
こちらの工具は、実技試験に必要な工具が全て揃っており効率的に作業ができるのでお勧めです。
その他にも色々な便利ツールがありますが、こちらも有能なツールばかりですので試験時にかなり役立ちます。
個人的には合格クリップ(P926)合格マルチツール(DK200)は必須だと感じました。
必要となるアイテムを揃えて試験に臨みましょう。
工具、材料についての詳細はこちらに記載しています
↓↓↓実技試験準備編↓↓↓
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【実技試験準備】第二種電気工事士勉強方法【保存版】
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②配線材料
配線材料についても、材料セットが販売されていますので配線セットを購入しましょう。
色々な種類がありますし、どのくらい練習を実施するかは個人の自由ですが、初心者の私は2回通りのセットを購入しました。
試験まで約1か月半ありますので2回通りは確実にできます。
とにかく繰り返しやるしかないと思っていましたので2回分買いましたが、慣れてくると時間も早くできますし、意外と配線作業も楽しいのであっという間かと思いますよ。
③練習のポイント
実技の練習をするうえで意識して練習してほしいポイント下記にまとめます。
ポイント
- 時間を意識し丁寧に作業する
- 各機器へ接続する決まりを覚える
- 欠陥事例を覚える
- のの字曲げを繰り返し練習する
時間を意識し丁寧に作業する
1つ目に、実技試験は40分と時間が決められています。
その中で課題を完成させる必要がありますので、練習時は必ず時間を意識してください。
実技の時間配分としては複線図5分、配線施工30分、見直し5分の半分です。
繰り返し練習をすると、施工時間が30分以内でできるようになりますので練習あるのみです。
そして欠陥に間違えられないような丁寧な施工を心掛けてください。
各機器へ接続する決まりを覚える
2つ目に、試験では用意されている配線の長さは決められています。
各機器には適当な長さで施工しなければ配線の長さが足りなくなってしまします。
これも繰り返し練習すれば覚えることが出来る事ですが、大切なことなので意識しましょう。
欠陥事例を覚える
3つ目は、欠陥事例です。
欠陥事例があると1発で不合格となります。
各機器に、部品の欠陥事例が試験サイトにあるので必ず目を通しておきましょう。
のの字曲げを繰り返し練習する
最後に各13問の試験課題で必ずある作業がのの字曲げです。
この作業をスムーズに丁寧にやることで試験時間の時短に繋がりますのでいらなくなった配線の切れ端で何度も練習しましょう。
私は、1つの課題が終わったら配線を捨てる前にのの字曲げをして捨てていました。
実際に私が使用していた工具、配線を紹介します。
まとめ
最後に本記事のまとめをします。
まとめ
- 合格率は70%以上
- 13問全ての課題を練習する(できれば2回通り)
- 複線図は5分以内
- 欠陥事例を覚える
- のの字曲げの練習で時短
素人の私はこの練習法で難なく合格することが出来ました。
あなたもここまで来たら電気工事士まであと少し!
コツコツ練習が大切です。
あなたが合格できる事を期待しています。
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